〔089〕伊吹山 (1,377m)
2010年07月31日(当時61歳)
滋賀県米原市大久保
標高差:117m
Road Map :名神道を関ヶ原ICで降りて、伊吹山ドライブウエイ(3,000円)で山頂駐車場へ。
Route Map:山頂駐車場から西遊歩道コースで山頂へ、下山は東遊歩道コースで駐車場に戻る。
伊吹山ドライブウエイは3,000円とクソ高いので交通費を薄める為に職場の仲間を誘ってやって来た。
山頂駐車場は朝早くから満車状態。 今日は暑さ対策をして来たのに山頂にはガスが掛かり気温は24℃、
寒いと感じるくらいの悪天候になってしまった。
駐車場の西端にあった ”恋人の聖地”とは日本全国に
展開されているデートスポットらしい。 晴れていれば
ここから琵琶湖が展望出来るはず。
まずは ”西遊歩道コース”から登ることにする。
前方に見える遊歩道には観光者が列をなして歩いているのが見えた。
群生も見られた ”シモツケソウ”
好きな花姿の ”クガイソウ”
どこの山にもある ”シシウド”の花火花。
群生としては見られなかった ”コオニユリ”。
オニユリとの違いはムカゴが出来ない。
”イブキトラノオ”
一目でマメ科だと判る ”クサフジ”。
葉のチクチクは嫌いだが花は綺麗な
”ミヤマコアザミ”。
背が高くよく目立つ ”メタカラコウ”。
これはイイ!、可憐な ”ハクサンフウロウ”
イブキフウロウは花びらの先が三つに分かれている。
”オオバギボウシ”
地味な”ヤマホタルブクロ”。
”キバナカワラマツバ”
開花仕切れていない”ウツボクサ”
初めて見たと思う ”シュロソウ”
サルは枯れていると言っていた。
”キンバイソウ”
”メタカラコウ”の群生
”シモツケソウ”の群生。
この時期としては ”シモツケソウ”の群生が多く、一番目立っていた。
程なく ”伊吹山”(1,377m)の山頂に着く。
本日、御同行願った花にはまったく興味の無い、エンジンオイル臭い連中と記念撮影。 今日の暑さ対策は気温24℃でまったく無駄だった。
おいおい ”ヤマトタケル”をおちょくるなよ!
山頂には海の家状態にお茶屋さんが並んでいるが、今日も金を落とさず通り過ぎるだけ。
この暑い時期に登山道から登頂されるハイカーは数名しかいなかった。
ガス切れを期待してブラブラと歩くが、たまに日が差すものの展望が得られることはなかった。
アルプス、北海道とは花種は異なるが、負けていないお花畑が広がっていた。
これだけのお花畑は関西では伊吹山だけではなかろうか。
違う時期の花も見てみたいものだ。
山頂表示から随分離れた所に ”三角点”があった。
ここまで来る観光客は殆ど居なかった。
今まで見たことのない綺麗な昆虫がシシウドに止まっていた。
晴れていればサンダルで登ろうかと思った程、この山をなめていたが、
”東遊歩道コース”は結構な山道であり、ドロ道も多かった。
”東遊歩道コース”にもお花畑が広がっていたが、花種は同じ
ものばかり、やはり違う時期にこないと違う花は見れないか。
草に覆われた道を駐車場に戻り ”伊吹山”を終了する。
コースタイム:1時間40分 (ブラブラ山歩き時間)
西遊歩道コースに入ったところからお花畑が広がる。
晴天で暑いはずが・・・
山の天気は判らないものであるが、絶対と思っていた天気が小雨も降るガスガスとなってしまった。
いつもの様に下山を終えると晴れてきた。
日本百名山中、最短で登れる山
ピークハントだけなら中央遊歩道コースを直登すれば15分で山頂に立てる。 日本百名山中、
これ程手を抜ける山は他にないと思う。 この次が八幡平の25分かな。
箱館山に行くが・・・
時間が余ったので湖西の箱館山ユリ園に行こうとの話しになったが、山頂へのゴンドラが1800円と高く、ユリを見る為に1800円は無かろうと全員一致で即止めるこにした。
無料となった舞鶴道で帰路に付く。
いぶきやま
「ウィキペデアから」
滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山地の主峰。滋賀県最高峰の山であり、日本百名山のひとつでもある。
琵琶湖国定公園の特別保護地区。一等三角点が置かれている頂上は、滋賀県米原市に位置する。
「花の伊吹山」
山麓から山頂にかけて、様々な野草が自生するお花畑がある。景観は高山の高茎草原そのものの様相をみせる。 おもなものとしてルリトラノオ、ニッコウキスゲ、メタカラコウ、ハクサンフウロ、クガイソウ、オオバギボウシ、シシウド、シモツケソウなどがある。またイブキレイジンソウ、イブキアザミ、コイブキアザミ、イブキジャコウソウ、イブキトリカブトといった「イブキ」の名を冠する植物も自生する。
新・花の百名山に選定されている。
”伊吹山山頂”の観光散策地図。 方位が南北逆なので要注意。
2024年1月4日改定